クラウンばっかりフェス2023

 コロナ禍が落ち着きつつある昨今でも、戦争や景気低迷といった激動する世界情勢などのニュースが流れる不安な日々に、一日だけでも平和を感じ笑顔溢れる場を作りたいという願いを持って開催しました。 11月下旬にもかかわらず温暖な陽気で、天候にも恵まれた開催でした。

 パレードのスタート地点に集まる常連のお客様の姿もすっかり定着しました。例年は音楽隊が館内を練り歩いてから屋外のプランクトン前を経てグリーンシアターに向かうコースでしたが、今回は東側のエントランスから館外に出てグランモールを練り歩きました。音楽隊が館外に出ると、人通りは少なかったものの、エントランス前には人が集まりました。まだ人出が多くない時間帯でしたが、プランクトン前での演奏でも音楽隊の周囲をお客様が取り囲んでいました。
 グリーンシアターでのオープニングセレモニーもお客様のお子さん等も巻き込んでの華やか&和やかな雰囲気で催行されました。

今回は場所を西側エリアに移して行いました。毎年大人気のワークショプです。

  昨年度はパフォーマー発熱により残念ながらプログラムを中止しましたが、今年は何事もなく実施できました。例年より明るい場所で、館内の木とベンチの活用により雰囲気が増していました。フェイスペインター自身の恐竜メイクに驚いて小さなお子さんが怖がってしまうというハプニングもありましたが、込み入った絵柄のペイントのクオリティはお客様に充分に楽しんでいただけたと思います。

 今年はNPO法人ミニシティ・プラスさんにご協力をいただいて、特命こども地域アクターのメンバーにコーナーの運営を担当してもらいました。昨年と同じ的あてゲームのほか、特命こども地域アクターのメンバーが手作りした釣りゲームやくじ引きも展開しました。

  お客様から事前にご応募くださった写真から事前選考した10作品を展示し、当日ご来場くださったお客様の投票によりグランプリを決定しました。

お客様の投票により、記念すべき第一回のグランプリ作品は.youさんの「可愛いがいっぱい」に決定しました!

  また、こんなエピソードもありました。写真に写っている後ろ姿の子ども達は、2年前のビンゴ大会で、どん・ぺんたの帽子を当てた子ども達だったのです。これをきっかけに子ども達のご家族と撮影者さんとの交流も生まれました。主催者やクラウンとお客様、そしてお客様同士の見えないつながりを感じ、クラウンばっかりフェスというイベントの特性を再認識する不思議な出来事でした。

  フェスにご来場くださった記念になるグッズの販売を、今回、満を持して実施しました。
今回特に目玉商品として作成したのが各クラウンのブリキ看板です。ほかのイベントではなかな かお目にかかれない、なおかつ、サーカスっぽい雰囲気満載のアイテムです。ほかにも子ども達がお小遣いで購入できる商品も多種類揃えました。
 また、昨年はネット通販のみの販売だったオレンジグローブも販売しました。

今年もクラウンたちの楽しいステージ、そして体験ワークショップなどのプログラムに加えて、あの「クラウン競技大会」も帰ってきました! フィナーレまで大盛り上がりのステージでした。